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Channel: シェフのフライロッドの世界
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Leonard 46-4 6ft 

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Mint H.L. Leonard Model 46-4 6' Trout Rod from Maxwell design era.
Delicate but powerful 3/2 caster with matching serial #81244 on all       sections.  Wrapping is gold tipped red at the ferrules and butt section.

イメージ 1

Beautiful blonde cane, glasslike varnish, translucent honey colored
wraps and blued ferrules & reel seat hardware. Butt cap is marked
"H.L. Leonard Rod Co. Rod maker since 1869". This rod features a
sliding ring maple reel seat. All sections are full length and straight.
 
Rarely seen in this mint condition with the original plastic wrapper still
on the grip. In original thick beautiful Leonard bag and tube. Rods of this
short length and especially in unused condition are extremely rare.


イメージ 2

どこかで読んだような英語標記ですが、まさにそのとおりで、カタログとかオークションサイトの説明を持ってきました。もちろんこのロッドを説明するように変更は加えてありますが。

このロッド、再掲なのですが、最近再びレナードが気になり始めました。理由は、トンキンケイン、パラボリックでなくファストアクション、メタルフェルール、と最近のバンブーロッドの流れには棹さすスペックだからです。

このロッドはトーマス・マックスウェルの設計を受けたロッドで、見てのとおり81年に製作された極めて近代的なロッドです。しかも6ftで3ピース4番指定でスウェルバットというあまり考えられないスペック。

見てのとおり素晴らしいつくり。メタルワークは秀逸で、今までのフェルールの磨り具合は完璧でポン!
黄金色した肌は人差し指でなぞりたくなります。


イメージ 4



イメージ 3

そうなんです。レナードを徹底的に投げて見て、もう一度トンキン、メタルフェルールロッドの原点を確認して見たいという気分なのです。

この素晴らしきショートロッドは、3番ラインをのせると15~20フィートまで、そこから先はロッドが棒になってしまいます。

4番ライン、しかもダブルテーパーでないと駄目です。これは素晴らしい。バットが仕事しているのがわかります。(バットマン!)


イメージ 5

では、このアクションをどう表現すればよいのか? ロッドの曲がりを見るとスコットのGシリーズのような感じです。テイップを天井に当てると本当にそんな曲がり方をするのです。最近のバンブーロッドでは考えられません。

しかもロッドが自分で仕事をするのでキャスターに仕事をさせるのを極端に嫌います。
つまり力を入れずに軽く振るとOK!気持ちが入るとラインは逆に乱れる!
何というロッドでしょう!!

80年代ですからグラファイトが既に全盛期に入ってきていましたし、グラスロッドもアクションは完成されていたと思われます。したがって、そのようなロッドに対して、同じようなテーストで勝負しようとしたのがトーマス・マックスウェルなのです。

facebookでは高解像度の写真がご覧になれます。こちらもどうぞ。
https://www.facebook.com/captainbamboo

to be continued

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