7ft #3は、日本の渓流で最も使用頻度の多いスペックのひとつではないでしょうか。
Kada氏はウェイン・カタナークのテーパーをベースに、仕事の合間を縫ってこのスペックを何年も探求し続けました。
毎年プロトタイプを何本か作成し、東北はもちろん、北陸も、中部もこのロッドを持ってヤマメ、イワナを1年かけて釣り、その実績と経験をもとに、翌年のモデルをリファインしていく。Plan Do Seeのサイクルですね。
当たり前のようでいて、地道な王道を一歩一歩前進するKada氏のロッド作りに何のてらいもありません。今作成しているロッドが常にベストであるという作り手の確信が伝わってきます。
KadaRodを手にして今年で3年目になります。ビルダーさんが、そして作られるロッドが、一体どのように進化していくのか、プロセスひとつひとつを見聞きすることができます。そしてそれがとても楽しく、嬉しくもあります。
バンブーロッドの場合、一般的に作り手のある一時点での作品にひとつふたつ触れるだけで、そのビルダーさんの全てを語ってしまうことが多いわけですが、やはりその方の作品を長い期間にわたって見る必要があります。
さて、前置きが長くなりましたが、今回7ft#3はプロとが3本作られました。同じテーパーをベースにしていますが、風の強い日向けにちょっと腰の強いもの、ゆるふわな振り味を重視したもの、そして一種独特のリズムを刻むものの3種類があります。すべて直進性とターン力に優れます。
特に3番目のロッド(13038)は、ロッドの中にベースかサイドギターがあって、独自のシンコペーションを奏でるのが面白く、振り手にあわせてリズムを取ってくれます。わかりにくい表現かもしれませんが、要は振り始めると心地よくなってやめられなくなるのです。これは1950年代のオービスのバンブーロッド、バテンキルの7ftを振ったときの感覚に似ています。魂ある素敵なロッドです。
Kada氏はウェイン・カタナークのテーパーをベースに、仕事の合間を縫ってこのスペックを何年も探求し続けました。
毎年プロトタイプを何本か作成し、東北はもちろん、北陸も、中部もこのロッドを持ってヤマメ、イワナを1年かけて釣り、その実績と経験をもとに、翌年のモデルをリファインしていく。Plan Do Seeのサイクルですね。
当たり前のようでいて、地道な王道を一歩一歩前進するKada氏のロッド作りに何のてらいもありません。今作成しているロッドが常にベストであるという作り手の確信が伝わってきます。
KadaRodを手にして今年で3年目になります。ビルダーさんが、そして作られるロッドが、一体どのように進化していくのか、プロセスひとつひとつを見聞きすることができます。そしてそれがとても楽しく、嬉しくもあります。
バンブーロッドの場合、一般的に作り手のある一時点での作品にひとつふたつ触れるだけで、そのビルダーさんの全てを語ってしまうことが多いわけですが、やはりその方の作品を長い期間にわたって見る必要があります。
さて、前置きが長くなりましたが、今回7ft#3はプロとが3本作られました。同じテーパーをベースにしていますが、風の強い日向けにちょっと腰の強いもの、ゆるふわな振り味を重視したもの、そして一種独特のリズムを刻むものの3種類があります。すべて直進性とターン力に優れます。
特に3番目のロッド(13038)は、ロッドの中にベースかサイドギターがあって、独自のシンコペーションを奏でるのが面白く、振り手にあわせてリズムを取ってくれます。わかりにくい表現かもしれませんが、要は振り始めると心地よくなってやめられなくなるのです。これは1950年代のオービスのバンブーロッド、バテンキルの7ftを振ったときの感覚に似ています。魂ある素敵なロッドです。