Quantcast
Channel: シェフのフライロッドの世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 265

7ft #3 2p1t スイスからやってきた驚愕のロッド その2 

$
0
0
イメージ 1

今年の初釣りでいわゆる魂入れを試みましたが、アマゴに巡りあえず坊主でした。

それにしても見た目からは想像も付かないほど柔らかなロッドで、どうやって設計を思いついたのだろう。

イメージ 2

そしてロッド全体に品があります。

友人といっしょに頼んだ7ft#3が2本。
本来同じアクションのはずが、まったく異次元の2本に仕上がってきました。

イメージ 3

イメージ 4

これは送られてきたときにロッドを確認した時の写真です。
友人のロッドが手前で、私は奥です。

イメージ 5
アクションはドライフライをアップストリームにきちっと投げれるコンパウンドテーパー。といってもヤングやサマーズのミッジのような小気味の良いテンポを奏でるというよりは、バランスの良い室内管弦楽、パラコナマーベルに近い感じです。比較的長いリーダーでもしっかりターンオーバーさせます。スイスも日本の山岳渓流に似たようなアップストリームを狙う釣りをします。
イメージ 6
おしゃれな麻の袋。色がすてきです。またキャップも気が利いてます。

イメージ 7

グリップはバーチコークという白樺の表皮を重ね合わせたものを削って作くられています。これが異常なまでの手にしっくりときます。コルクと違って最初硬質感が感じられるのですが、しばらくすると手に吸い付いているのがわかります。水に強いようです。

イメージ 8

これはザンブランのロッドではなく、たまたま見つけた写真ですが、このようにして作られています。

このロッドで釣り上げたアマゴかヤマメの写真をザンブランに送らなければなりません。また釣りに出かけなければ。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 265

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>