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Channel: シェフのフライロッドの世界
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Nova Sea ノルウェーサーモンの養殖

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Nova Sea ノルウェーのサーモン養殖業を行っている会社の紹介ビデオです。
1970年代に一人の個人がベンチャーとして立ち上げ、その後世界中にサーモンを供給する大企業まで成長しました。われわれもお世話になっています。

日本国内でもニジマスやイワナ、ヤマメ、もちろん鮭も数多くの方々が養殖していますが、このような規模の会社は見たことがありません。

フライロッドには直接関係ありませんが、フライロッドの先と対峙する魚たちが、天然以外でどう育てられているのか、大変参考になります。

この会社のホームページも素晴らしいです。
http://www.novasea.no/en/home/

なお、Facebookでもアップしていますので、こちらもご覧ください。
大きな画面で見ることができます。
https://www.facebook.com/captainbamboo





Laminated Bamboo Rod

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フライの雑誌100号に掲載されたラミネート(積層)構造のバンブーロッド、今まで8ftしかなかったのですが、7ftが完成したとのことです。
ホームページも一新されてきれいになりました。

http://tycoonoutfitters.com/





2013 World Fly Fishing Championship

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こんな大会が毎年開催されていたのですね。知りませんでした。日本チームも参加しています。(女性がキャプテンです)

また映像もたくさんあって、まだアップしきれていません。
52分のオムニバスがお勧めです。こちらにたくさんあります。

https://www.youtube.com/channel/UCGp3YWIPrAlUnh0u2a2Qy0g

しかし世界中のFFマン、みなさんキャスティングが半端なく上手です。

残念ながら日本チームは入賞できませんでしたが、素晴らしい大会ですね。
日本で開催できないのかな?

大会のオフィシャル・ホームページは下記へ。
http://www.wffc2013.com/



夏の終わりのイワナ釣り

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ビルダーのKada氏に随行して夏の終わりのイワナ釣り。

私のキャスティングが儘ならず、あまりの下手さにファームへ降格宣告。

リーダー結びから、毛ばりから、ポイントまで全てにわたり、大変お世話になりました。

本当にガイドさんをやってもらいました。

随行者が大名になってしまいました。恐縮です。

おかげさまで、日光君とヤマト君の顔を見ることができました。

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暑い暑いといいながら、山から吹いてくる風は秋の訪れがすぐそこまで来ている事を教えてくれます。

元気一杯、やる気満々のイワナ君達は、秋の繁殖に向けて徐々に、まが玉色を濃くしていきます。

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元気な日光君。

そしてさすがKada氏、下の写真はなんと尺+2センチ!

最初掛かった瞬間、大きな黒い影が川の中を左右に走るので、カワウソでも掛かったのかと勘違いするほど。

完璧なキャスト、完璧なプレゼンテーション、そして長いドラッグフリー、

やはり素晴らしいビルダーさんは素晴らしい釣り人です。

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そして、こちらは別の川でお目にかかったヤマト君

まるで両生類。湿ったところをぬるぬる動き回るのでしょう。

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特徴ある朱の斑点。

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こんなに魚の写真を掲載するのは珍しいのですが、本当にきれいな姿。

これからも是非頑張って生き延びていって欲しいと思います。

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キャスティングの基礎はグリップから

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(埋め込みではなく、直接アクセスして欲しいとのことで、動画をご覧になる場合は画面右下のYoutubeをクリックしてください)

ジョアン・ウルフほどキャスティングを簡単に解説する人は他にいません。

エッセンス・オブ・フライキャスティングのメル・クルーガーも大好きですが、ちょっとショー的かな。

ジョアンは言葉ひとつひとつが簡単で明快。それをつなげるだけで完璧なキャスティングが出来上がります。


(動画をご覧になる場合は画面右下のYoutubeをクリックしてください)

ウィンストンのロッド、Joan Wulff Favoriteはグリップがサムオン(親指乗せ)になっています。

そしてそのようにロッドを握った時の彼女の手首の動き、解説に注目です。

最近話題になり始めた島崎さんが提唱するフラットグリップは、

まさに彼女の手の動きを自然にもたらしてくれるグリップ形状ではないかと思うのです。

全てを削ってしまうのは・・・というのであれば、まずはサムオンをお試しあれ。

ポールヤングも勧めていますよ。

フラットグリップ バンブーロッド テスティング / A Gathering for Flat Grip Bamboo Rods Testing

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島崎憲司郎さんの発起による中村羽舟さんと北岡勝博さんのバンブーロッドのテスティングが一昨日あり、参加する機会に恵まれました。フライの雑誌の堀内さんはじめ、黒石さんや佐古さんなど、フライ界の要人たちがいらっしゃる場所へ、わたしごときものがのこのこ出かけてまいりました。みなさまの一挙手一動が勉強になりました。ありがとうございました。

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Yesterday, I was lucky to join the flat grip bamboo rods testing gathering initiated
by Mr. Kenshiro Shimazaki, a guru of Japanese fly fishing arena .
Those bamboo rods were made by legendary builder Mr. Ushu Nakamura and
talented young builder Mr. Katsuhiro Kitaoka.

The meeting was also joined by Mr. Horiuchi, an editor in chief of Fly Fishing
Magazine Japan, Mr. Kuroishi and Mr. Sako, both of which are renowned name in
Japanese fly fishing arena as well.

I was able to learn almost everything from those big names.
 I thank everybody so much for providing me such a valuable time.

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Not only a Guru but also a master innovator in global fly fishing arena.
His idea such as Shimazaki hooks, bamboo ferrules,  coil leaders, artificial fly materials etc are now in
common all over the world.

A Beatiful Casting by Mr. Kenshiro Shimazaki #1 / 島崎憲司郎さんの美しいキャスティング #1

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島崎憲司郎さんのキャストを目の前で観察させてもらいました。
見てください、体の芯と、腕と、ロッドと、ラインを。

まさにプロゴルファーのドライバーショットを見ているかのごとく、
動きすべてが一連の流れの中にあって、不自然に動く部分がひとつもありません。

加速したロッドティップがラインを放ちます。無駄がありません。
余計な力は全く入っていません。

昔、サイバーゴルフという(そんな名前だったと思いますが)プロのスイングを何度も繰り返し見せて、筋肉のリズムとタイミングを身に沁み込ませるビデオがありました。

これもまさに同じようなビデオでです。
何度も見て、このタイミングを頭に叩き込みたいと思います。

ただ、ロッドはよくしなるバンブーなので、
堅いグラファイトロッドを使うに場合には適しません。

こちらも是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/captainbamboo

島崎さんから教わったこと

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島崎さんは、バンブーロッドには2種類のアプローチがあると言います。ひとつがバネのようロッド、もうひとつが柔軟で鞭のようなロッドです。中村羽舟さんや北岡勝博さん、あるいは一部のビヤーネフリースさんなどのロッドは鞭のようなアクションを基本に考えています。

素材の特性から見ると、トンキン(マーロイ)竹はバネのようなロッドに向いています。
ではマダケはどうでしょう。肉薄にしてバネのようなロッドを目指す方向もあれば、羽舟さんや北岡さんのようにどちらかといえば鞭の方向性を目指すロッドも存在します。
バネか鞭、どちらが良いという優劣の話をしているのではありません。真竹だとトンキンがあまり得意としない鞭型のロッドに対する適応性が高いと言いたいのです。

鞭型のロッド、すなわち柔らかなロッドはラインスピードが出るのだろうか?あるいは大きなフライを運ぶだけのトルクがあるのだろうか?とよく聞かれます。

次のビデオは、かなり以前に放映されたアメリカの番組ですが、鞭の炸裂音はソニック・ブーム(鞭の動きが音速を突き破る衝撃音)を検証した番組です。ビデオを見ると、鞭はスピードとともにとてもトルクが強いことがわかります。これは目から鱗です。


さて、トンキンのような堅めのロッドだと、キャスティングはロッドティップのスピードを上げることに最大の関心事が払われることになります。そのため、ロッドの軸がぶれないように、あるいはロッドとラインの面が崩れないようにキャストしなければなりません。そういう意味ではリッツ型のキャスティングは、理に適っていることが理解できます。

しかし鞭型のロッドの場合、手元をきっちり返していくことがキャスティングの大きなポイントになってきます。
下図をご覧ください。ロッドそのものを鞭と考えると、手元A地点から発せられた力(波動)は断続的に加速して力を増し、最終的にC地点を最速で抜けていきます。これほどまでふにゃふにゃなロッドは実際にはないでしょうが、鞭型のロッドがパワーとスピードを生むのはイメージとしてこのような理解です。

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さて、以上が正しいとすると、鞭型のロッドを使用した場合のキャスティングは、バネ型のロッドのキャスティングのそれとは異なってくるのだと思います。

カーボンからバンブーに変えると、投げにくいと感じることが良くありますが、バネ型のバンブーから鞭型のバンブーに変えたときも同様のパラダイムシフトが投げ手に起きて投げにくく感じるわけです。

そうはいっても、何か結論めいた公理が導き出されるわけではありません。鞭型のロッドでも大きなフライや、思いフライをしっかり投げることができるということをお話したかったわけです。

そして島崎さんのキャスティングに見られるように、鞭型のロッドだからこそ水面すれすれの低い位置で高速のラインを伸ばすことが可能になるわけです。なお、フラットグリップはこの手首を通じて出てくる波動を素早く伝えるのに優れた構造をしているわけです。

マダケという日本発の素材の出現によって、あるいは日本のバンブーロッドの出現によって、鞭型バンブーロッドという新たな展開がFFの世界に広がり、フライフィッシングはますます面白くなっていくのではないでしょうか。



An Innovative Casting by Mr.Shimazaki

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島崎憲司郎さんの下から撃っていくようなキャスト
足元にちょっとアンカーを打って、ハングオーバーの下へフライから落としていく高度な技術です。

An innovative casting method to drop the fly precisely on the spot located under the bush hangover by anchoring the line at ones feet. It looks like shooting a bow just above the ground surface.


違う角度から。

北岡ロッド 1

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7ft 3番 テイップのほうがバットよりやや長いマダケのロッド。マダケは北岡さんが住む京都のご自宅の比較的そばにある竹林から伐採したものを使用しています。

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もちろん最新のフラットグリップ。平面と反対側の小指の掛かるところが山になっています。

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鞭のようにスムーズで、トンキンでは味わえない滑らかさ。にもかかわらず力強く、目で追うポイントへ大きなフライもターンさせていきます

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Kitaoka Bamboo Rod, 7ft for 3 weight line, tip section is a bit longer
than butt section, built from Madake (Phyllostachys bambusoides) which had grown near his hometown in Kyoto.

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This rod is equipped with latest flat grip which has improved the hooking capability of the little finger by making a small hump on the other side.

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Characterized as a very sophisticated rod with smooth casting taste,
which cannot be experienced by rods made from Tonkin cane.

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This rod is like a bullwhip.
Flexible but powerful enough to present large sized flies to the point
where your eyes chase.

島崎憲司郎さんの必殺ワイヤード・アント

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A Deadly “Wired Ant Fly” tie by Mr. KenshiroShimazaki

 

アントは「音」と「シルエット」で釣る。

島崎さんの自然を読む鋭い感性。魚の気持ちになってフライを作ります。

これでは魚は我慢できません。

あまり重すぎないように。適切な重さの着水音が魚をトリガーします。

そして一度釣れ始めると何度も釣れるそうです。

生きた蟻以上の蟻、それがシマザキ・ワイヤード・アントです。

 

The SOUND and the SILHOUETTE of this simple black ant make it deadly and

viable to trouts. Please use thin copper wire to weight the fly.

Mr.Shimazaki will tell you every tips fortying and fishing wired weighted ant.

Do not make the fly too heavy. When the flyhit the water,the strong sound may

spook the fish. But if appropriately weighted,the sound or noise will caused by

the fly perfectly mimic the live ant.   

フラットグリップ 

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つくね焼き、ではなくフラットグリップの全貌を知っていただくために、
回転させました。

場所は羽舟工房の前です。



Pro Fly Angling (フライのトーナメント・サーキット)

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アメリカでいよいよフライフィッシングのトーナメント・サーキットが来年から始まるようです。      第一段階として120人のトーナメンターを募集しています。ルールは1対1での勝ち抜きで、川の一定区間を交互に釣り、釣果とサイズを点数化して競います。日本のトラウトキングのようですね。私は参加しませんが・・・・どなたか腕に自信のある方は是非。プロジェクト自体がうまくいくかどうかは、当然ファンとスポンサーたくさんついてくるかどうかに掛かってきます。

US Pro Fly Angling Tournament circuit will be launched next year. It is like a lure fishing tournament called "Trout King" herein Japan, where anglers compete each other by the number of trout they catch. The success of this PFA (Pro Fly Angling) project will rely on how many fans and sponsors this organization can raise.
詳細は下記ホームページをご参照ください。
http://www.pfatour.org/

イタリアでも様々な試みが・・・IBRAのBamboo Journal 最新刊から

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今日本でフラットグリップ・レヴォリューションが起きていますが、海の向こうのイタリアでは写真のような驚くべきグリップ形状をしたショートロッドが出てきています。イタリアですが、ガウディかと思いました。実際のところ記事はグリップのデザインよりロッドアクションにポイントを置いていますが、それを活かすためのグリップデザインです。雑誌を見ていただければこのロッドのが少し変形した六角であることがわかります。

最新号はこちらからどうぞ
http://www.rodmakers.eu/



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Recently the flat shaped cork grip has become a big trend in Japan.
From the very unique cork grip shapes you see in the following pictures, I think the same kind of concept
 (that is to be effective &efficient in casting) must be shared across the sea .

These designs just remind me the genius, Antonio Gaudi, though he is not an Italian.
Actually, this well thought shapes are aimed to enhance the casting ability of said compound tapers
in the article.

You will find a picture of deformed hex shape there.

Please find for the latest issue of IBRA Bamboo Journal at
http://www.rodmakers.eu/


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Facebookには世界のFFの動画もアップしています。
こちらも是非ご覧ください。
https://www.facebook.com/captainbamboo


Orvis Superfine Glass Rod

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夏ごろに発表されているので皆様ご存知かもしれませんが、

オービスが何年も掛けて開発していたグラスロッドが完成。

めちゃめちゃカッコいいです! 


昔のラス・ピークとかクラウディオ・フェルナンデスのような個人ビルダーのごっつい感じがすてきです。


400ドル以下という事で、かなりの注目を集めるのではないでしょうか。

(ビデオの最後にだけ音が入っていますので、聞こえないからと言ってボリュームを上げすぎないように)

As many of you have already known, Orvis will introduce long tested

glass rod for next spring (2014).

Super cooooool !!!

I really love how these rods look like.
These remind me notable private brand such as Russ Peak or

Ferdinand Claudio.

Priced under US$400 will surely draw angler's attention worldwide.
This video carries music at the only end. Thus do not turn the volume up from the beginning.)



Trout in Plain Sight

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ちょっと長いですが、今年見たMovieでは1-2位を争うビデオです。
チリ側のパタゴニアでのドライフライフィッシング。

A complete documentary of Fly Fishing in Chilean Patagonia. Breathtaking scenery and spectacular sight fishing for wild brown and rainbow trout.


Bill Blackburn & Tom Morgan Handmill

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Bill Blackburn,この方がトム・モーガンの下でMorganのハンドミルを実際に作られていたのですね。2011Morganからリタイアして、自分のロッドを製作しています。彼の幸せそうな目を見てください。こちらまで幸せになります。ホロービルトでなかなかすてきです。世界はバンブー黄金期です。

Bill was working for Tom Morgan to produce MorganHandmills. He retired in 2011 and now he opened his

own shop. Creatingbeautiful bamboo rods based on west coast hollow built tradition.
His eyes look happy which makes me happy as well.
Yes, here and there, the golden age of Bamboo Rods!

http://blackburnbamboorods.com/

バンブーロッドがSAGEに作らせたロッド

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セージの新製品「CIRCA」 (サーカ:ラテン語で「おおよそ」という意味)

Oneを世に出したコネティック・テクノロジー(カーボンファイバーを編んだり織ったりするのではなく、効率的に密に束ねる新技術)によるスロー・アクションロッド。画像ではグラスロッドと振り比べるシーンが出てきます。ロッド・デザイナーのJerry Seimさんは、セージでこんなスローなロッドは初めてと言っています。このロッドが出てきた背景は、昨今のバンブーロッドの普及があります。緩いテンポのキャスティングや釣り味を楽しむ、いわいるバンブーロッド愛好家達を逆に取り込もう。ただバンブーと同じスペックではいけません。長さは7’9’’から 8’9’’でラインは2番から5番までです。
しかし、Seimさん、生まれて初めて口にした言葉が「fish」とは恐れ入りました。ロッドデザイナーになるべくして生まれてきたようなかたですね。


“CIRCA " (Latin circ : means approximately) rodsfrom Sage. The Konnetic technology (bundle carbon fibers more dense in anefficiently manner) which brought up sensational“One” series to the market is used for

CIRCA as well.

Jerry Seim, a master rod designer, explains thatthis is the very first time in their history to offer such a   
slow action rod.What came to my mind is that the growing prosperity of bamboo rods these daystriggered
modern manufactures to capture those high-end anglers. Andspecifications are different from what we see

in bamboo rods.

The length of CIRCA srarts from 7’9’’ up until8’9’’ and line size from #2 to #5.


SAGEのコネティック・テクノロジーの詳細については下記の動画をどうぞ。

For further information regarding Konnetic technology, please watch the following video.







Jim Adams氏(Adams Anglingのオーナー)へのインタビュー

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カルフォルニアのゴッドファーザー、ジム・アダムス氏です。Adams Angling のオーナーで、全米のビンテージロッドやリールから書籍まで、目利き中の目利きの一人です。ワシントン大学で漁業の博士号を取得しています。ですから本来Dr.Adamsです。1960年に初めてスキーナ川でスティールヘッドを釣り、フライフィッシング歴は50年以上。全米のいくつもの大学の水産学部で生物学者として教え、また大手電力会社に魚が棲む環境保全のアドバイスを行っています。

インタビューに答えている話しぶりは学者そのもの。米国ワシントン州ののサケマスの放流事業は失敗だった。同じ時期に帰ってくるばかりの魚は何かがあったらそれで終わりだ。自然孵化の魚は柔軟性に富んで抵抗力が強い。しかし放流が多いと、川ではその魚が自然孵化した魚の餌を先に食べてしまう。自然孵化の魚は圧倒されて生き残れない。しかし外洋に出た放流魚も強くない。2-3世代前の魚と同じ漁獲を得るのに今や30倍も50倍も多く放流しなければならなくなった。採算なんか合わない。放流事業がいかに厳しいものかとうとうと語っています。短いですが、考えさせる内容です。(ちょうど1年ほど前にアップされた画像です)

Jim currently operates Adams Angling in California,specializing in antique fishing books and equipment.

He has a PhD in Fisheriesfrom the University of Washington and caught his first Skeenasteelhead on the

fly back in the fall of 1960. In a career that spanned over 50years,

Jim worked as a biologist in various fisheries departments throughoutthe United States, in addition to

managing fish habitat with large powercompanies.This was a portion of an interview taken last year

with Jim Adamsused for an conservation film called "Casting a Voice.")  

Yes he is a PhD. Though it is a short interview,please listen carefully to what he says.

You will understand why hatcheries areso difficult for Salmon.

One on One with Joan Wulff

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