Quantcast
Channel: シェフのフライロッドの世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 265

カタログ

$
0
0





家に戻ると見慣れた封筒が・・・・・

ちょっと厚みがあって、それが嬉しい。

ネットに掲示されている写真つきの商品と異なり、紙の上のロッドやリールは写真もないのに

何故かそそります。

それはグラビアよりも小説(印字された文字)に興奮する古代人の証なのでしょうか。

イナガキさんのカタログは近年アンティーク、ないしセカンダリーがかなり充実しています。

昔、新品で売ったものが、今、委託販売という形で舞い戻ってきているとのことです。

以前、ゼフィルスと言うグラスロッド(3種類)を限定生産していたことがありますが、

また何か新しいグラスロッドを出そうとしているではありませんか。

しかもスパインがどうのこうのと、博士が最も気にするロッドの背骨も入念にセレクトする

としてあります。

でも、グラスロッの話は忘れることにしましょう。


別件で、本当に何年かぶりに電話して、イナガキの風の博士とお話をしました。

さすがです。超詳しい・・・。

歴史的な背景なりきちっとした説明があって買えるのは、とても満足がいきます。



さて、米国はカルフォルニアのアダムスアングリングも独特のカタログで有名です。

今回ちょっと気になったのは、グラスロッドのビルダーで、James Greenという方。

かの Jim Greenではありません。

ウィンストンのブランクから2本継ぎ、3本継ぎ、4本継ぎとロッドを作っているかと思うと、

自分のブランクで、ややファスト気味のグラスロッドを作っています。

20年のキャリアがあるようです。

栗色の髪の毛に緑色の目、すらっとしたいでたち・・・

違いました、黒色のブランクに緑色のアゲートストリッピング・・・・

写真が無いほど想像を掻き立てます。

寒い冬の夜は、カタログで頭の中の在庫を目一杯増やしましょう。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 265

Trending Articles