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Channel: シェフのフライロッドの世界
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2012年 ハンドクラフト展 その6

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岩手のビルダー大村善之さん、以前よりもワイルドな感じが素敵です。

日々川に入り自然に触れている印象が一目両全です。

大村さん4ピースながらスムースでアキュラシーに富むロッドを製作されています。

また風にも強い。

フェルールはカーボン。

ロッドに対るプレッシャーは、金属フェルールが曲がらない分その付け根周辺にきます。

素材がカーボンであれば、フェルール自体曲がるので、そのプレッシャーはありません。

またロッドは全てインプリ。

これにはかなりの装置が必要で、アマチュアではそこまで手が届きません。

現在、試作を経たスペイロッドを発売することになっており、

それを拝見させていただきました。

ロッドバランスに対する考え方は実際の釣行で蓄積された経験値をもとに、

とても洗練された工夫がなされており、非常に素晴らしい仕上がりを見せています。

大村さんありがとうございました。




ところで、大村さんと私の間には、私がマエストロと呼ぶ友人で、岩手FF界の巨匠がおられます。

彼の話で少し盛上がりました。

巨匠のブログを見ていると、大村さんと荒雄川に何度か釣行に出かけているようなのですが、

巨匠がフライの選択に結構苦労しています。

大村さんにうかがったら、前日に何が良いのかこそっとメールしているんだけどな・・・。

自分のセレクションにこだわる、それでこそ巨匠たるゆえんです。

マエストロ、暖かくなったらまた遊びに行きますからよろしくお願いします!



話は横道にそれてしまいましたが、気が付くとあっというまに2時間も経っているではないですか。

お腹もすいたし、そろそろ切り上げる事にしようと思って入り口に立つと、

杉坂研二さんが元気良くお話されていたので、何枚か写真に収めさせていたただ来ました。

杉坂さんありがとうございます。


つづく

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