矢野 宏治さんは、日本では数少ないシルクラインのメーカーです。
もともと繊維関係のお仕事をされていたので、糸を紡ぐ事には知識があったとのことですが、
それでもシルクラインとして販売するに至るまで、4年の歳月を要したとのこと。
紡ぐ機械の癖で形が変わるようで、いかに真円に編みこむのかがポイントのようです。
コーティングはしっかりされていますが、細いPVCと感じるほどにしなやかです。
そう、世に出ている他のブランドだとテレンツィオさんのラインが近いかもしれません。
しかし、私が最も驚いたのは、矢野さんがプライムタイムの宮崎さんにお願いして4年ほ
ど使用したラインを手にとらせてもらった時のことです。
何としなやかで、セクシーなのでしょうか。
使い慣れた古女房・・もとい・・長く連れ添ったパートナーのごとく、
釣り人の意を汲んだ動きを絶対にするであろう、そんな従順だけど、
芯のある強い顔を見せてくれてました。
シルクといえば欧米のイメージは日本、矢野ラインが世界ブランドになっていくことを期待します。
矢野さんありがとうございました。
次ぎは手塚太一さんのブースを訪れました。
お客様とお話されていたので、会話することが出来ませんでしたが、
写真だけお許しを頂き撮らせていただきました。
ロッドをもう少し詳しく見てみたかったのですが、とにかくフィッシュアート(レプリカ)が凄い。
写真より本物を目にするほうが何倍も迫力があるのではないかと思います。
手塚さん、またよろしくお願いします。
つづく