アルゼンチンのSTH社が開発したタービンドラグ・システム。
以前から気になっていました。
特殊なオイルが入っている小さいスペースに、11枚の羽が付いたタービンが付けられてます。
リールからラインが引き出されると、そのタービンが回って、オイルの抵抗でドラグの働きをすると
いう代物です。
ほんまかいな?
しかしこういう、おもちゃのような、遊び心満載のリール、大好きです。
親指と人差し指で擦ると白い煙が出る、あの忍術まがいの駄菓子屋さん的なノリ、
・・・(開発者担当は真剣そのものですよね、スイマセン)
とは言うもののメインのリールとして使うことはなさそうだし、
しかしどうしても手にとって見たくて、
と思っていたら、じきにSTH社の商品をあまり見かけなり、記憶の中から消えてしまいました。
同社は確かカセットリールでも有名でしたよね。
たまたまCORTLANDのホームページを見ていたら何とタービンドラグを搭載した
VISTAリールが出ているではありませんか。
STH社のOMEですね。
もちろんSTH社は高級でもっとかっこいいタービンドラッグ搭載のリールを出しています。
しかしタービンの羽が見えないカバーものは駄目です。
結論めいたことを先に言ってしまいますが、それはタービンが壊れていると思うに違いないからです。
STH社では、テフロン使用のセンタードラッグをメインに、タービンドラッグ併用する
リールがトップラインにおかれていますが、それってどういうことなのでしょうか?
まあ、とにかく自分がお魚さんになって見ました。
リールからラインを引き出していくと、
アレッ???
抵抗があるといえばそうかもしれない、でも、どちらかといえば、魚に同意してくれているような
裁判したら絶対に魚が勝つのではないか・・・
で、裏を見るとケースの中は白い泡が立っています。
魚にしてみると、僅かでも、相当に抵抗を感じるのかな?
そんなことはないよな。
このリール、素晴らしいのは非常に軽い事です。
実際の魚を掛けて是非試してみたいものです。