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Channel: シェフのフライロッドの世界
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アンクル・サム

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フライの雑誌の堀内編集長から、機会あれば是非行って見てください、と言われていたのが

フライショップのアンクル・サムです。

東京から車で2時間半、群馬県安中市松井田町松井田379、松井田町のメインストリートに

アンクル・サムはありました。

少し低く構えた玄関が、実はアリスの魔法の国への入り口だったなんて、誰が想像できたでしょう。

お店に一歩足を踏み入れると、とても懐かしい気持ちになります。

もとは畳屋さんだったいうお店、中が広く、壁一面にタイイング・マテリアルがところ狭ましと

並んでいます。

しかしこの懐かしさ、どこから来るのかな。

オーナーの小板橋伸俊(アンクル・サム)さんは地元出身で1985年にフライショップを開きました。

以来25年、フライ一筋。

お店の特徴がいくつかあります。

ひとつは鳥の羽の種類の多さでしょう。

もし何か探しものがあれば、きっと見つかるはずです。

バンブーロッド、これもアンクル・サムの用意してくれた宝物です。

お店の奥に、縦長にショーウィンドが配置され、そこに魔法の杖が70本近く吊り下がっています。

比較的に入手しやすい価格帯のものばかりです。

したがって2本同時に購入されるお客さんもあるとか。

しかし注意しなければならないのは、全てが売り物ではないことです。

『うらないさん』とご主人は呼んでいましたが、魅惑的な非売品が展示されています。

手作りのリールも、ランディングネットも、バイスも、フライも、また剥製も

このワンダーランドのチャーミングな住人です。

そしてその全てがご主人含めた松井田町に住む方々の作品です。

恐るべき松井田町。

ここはフライの聖地かもしれません。

小板橋さんの気さくながらも熱意溢れるお話に、満面の笑顔が加わって、

足を踏み入れた私達は時が経つのを忘れてしまいました。

映画のネタばれ寸評は良くありません。

あらすじはこの程度にしておきます。

ご主人有難うございました。

機会あれば一度訪ねてみる価値のあるお店です。


なお、アンクル・サムさんは通信販売をしていないとのことで、直接お店にいかないと買えません。

また、小板橋さんは外出したりする事があるので、特に遠くからこられる場合は事前に

電話(027-393-2196)をいただけるとありがたいとおっしゃってました。

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